入眠前のシンプリスト

不眠症のシンプリストが眠る前に綴る、日々の小さな幸せのお話です。

メイクの話

ミニマリスト的観点でなく、純粋な美意識の問題として、ノーファンデ派です。


ファンデーションは「ファンデ塗ってる肌だな」となるだけで

「綺麗になった!」と感じないので…。

リキッドにしてみたり、スポンジを濡らしてみたり

クレドポーのような、高級品を試してみたりと

色々やってみたのですが、肌の透明感が減るデメリットの方が大きく感じます。

特に、屋外で自然光に当たった時に目立ちますよね(室内限定なら

ファンデーション塗った方が綺麗な照明も多いですが)。

パープルの下地やお粉だけの方が、綺麗に感じます。

大昔にあった資生堂のノーカラーファンデーションという

アイボリー色で塗ると無色のクリームファンデだけは

肌に自然な透明感と均一感が出て、好きだったのですが…復活して欲しいです。


社会人ではファンデ塗るのはマナーと言われるので

新卒時代は頑張って塗っていたのですが

透明感・薄付きを重視してファンデーションジプシーを続けるうちにふと

「塗らない以上に、透明感・薄付きな状態ってある?」と、我に返りました。

そこで、下地とお粉だけにしてみたのですが

目元と唇にメイク感あれば問題ないようで、注意を受けたことはありません。

スーツの襟元のファンデ汚れとか、そういったストレスも減り、いいことだらけでした。

(パーティや結婚式等で正装する時のみは

肌の生感が浮いてしまうので、塗っています。)


ファンデを塗らないということは、フル洗顔的なクレンジングが、不要になるということです

お湯で落ちるマスカラを愛用し、アイシャドウも殆ど塗らないので

石けん洗顔一回で、メイクオフできます。


私のベースメイク用品は、下地/お粉/フェイスカラー3色(チーク兼アイシャドウ/ハイライト/シェーディング)のパレットという、ミニマルなラインナップです。

メイク用品は、アイライナーとマスカラ、ティントリップだけです。

両方合わせてもポーチ1つに収まり

旅行の際もそのポーチをそのまま持っていくだけ。楽々です。


引き出し一杯にアイシャドウ持っていて

しっかりアイメイクしない状態では絶対外出れない!と心底思っていた時代もありました。

いま"ゴール=綺麗か否か"を考えて収拾選択できるのは

その時代の試行錯誤あってのものですし

あれはあれで楽しかったなあ、と思っています。

それに、彫りが深くてドラマチックなメイクが似合う顔だったなら

今の身軽なポーチには収まらないくらい、濃い色の口紅やアイシャドウ多数を持っていることでしょう。

少ないことがベスト、ではなく

似合う・綺麗になるモノを選べていることがベスト、ですよね。


自分はたまたま、ミニマルで身軽な結果になりましたが

ミニマリストであっても化粧品多い人がいてもおかしくない、というか

そうでないとおかしいかも?と思っています。

メイクは美しくなるための方策なのですから、顔立ち次第ですよね。



ミックスベジタブルの話

ミックスベジタブルとは、美味しくも不味くもない

お弁当の彩り用の食材だと思っていました。

一応ニンジン入ってはいるけど、摂れるビタミン量も少ないし

コーンのせいで甘過ぎるしで

日常の食卓で使うものではないなあ…と。


が、最近毎日山盛り食べています。

ミックスベジタブル1袋を大きいジップロックに移し

冷凍のインゲンとアスパラも1袋ずつ、みじん切りして足すと

ソテーやハンバーグの類の添え物に、ぴったりなのです。

いや、添え物というよりむしろ、主食感覚です。

みじん切りマジックというか、丸ごとソテーするより

もりもり食べられてしまうのです。

ニンジンやコーンの甘みが混じることで、食べやすさが増すことも関係あるかも知れません。


そのニンジンやコーンのせいで、糖質制限してる方には薦めにくいのですが

相対的には、炭水化物食べる量が減って野菜沢山食べられる点で

健康に良い食べ物と言えるのでしょうか。

私は葉物野菜が余り好きでないので、上記のみですが

ホウレンソウ好きな方などは、もっと

ヘルシーな冷凍野菜ブレンドが可能だと思います。


工業用冷凍庫で一挙冷凍したものは、家庭で冷凍した野菜より

栄養価が失われていない、と聞くので

私は、冷凍食品同士のみでブレンドしていますが

生野菜でもいけるのかも…まあでも

下茹で後の水分とか諸々、処理が大変そうなので

私は冷凍食品限定でやっています。


うちの電子レンジ(Zipang)は、レンジ+グリルモードがあるので

耐熱容器に冷凍の肉/魚とミックスベジタブルをたっぷり入れて

オリーブオイルと塩胡椒かけてセットすれば

簡単に夜食が出来てしまいます。

チーズやパン粉かけたり、コンソメやカレー風味つけたり

気分次第で色々楽しんでいますが、いずれにしても

両手一杯くらいの野菜とタンパク質が摂れてしまうため

1日の栄養量を調整するのが、物凄くラクになりました。

本当におすすめです!


風の話

今住む家は、全面に窓があります。

それら窓をがっつり開けて、高層の風を入れるともう

極楽です。清々しいどころではありません。


特に今日は、気温とのバランスも絶妙で

家でゴロゴロしたいが為に、用事を早く切り上げて帰ってきました。


前の家も、風通しは悪くなかったですが

川辺の一階という立地から、湿気が酷く…

家具や本、革バッグ等全てがカビ被害に遭い

自身も喘息悪化で苦労しました。

今の家の、乾燥した淀みのない空気の心地いいこと!


そして風の強いこんな日に、ベランダでハンモックで過ごす時間…

全身360度で風を受けるというのは

こんなにも心地いいものなのかと、感動してしまいました。

それに、大きな空をじっくり眺めるというのは、家以外では意外と難しいですよね。

変わりゆく雲の光景は、夢のように美しいです。

が、いつの間にかうっかりウトウトしてしまい、危うくまた

ハンモック酔いするところでした。


極楽の時間を味わった後、ふと

猫の仏壇(只の、本棚の1段ですが…)に目をやると

棚やら床やらもう、辺り一面に舞い散った

線香立ての灰が…大惨事となっていました…。


「窓開ける時は、線香立てに蓋をする」という

大事な教訓を得ました。うう。


山椒の話

この時期、青山椒がパックでよく売られています。

同じ23区外でも何故か、多摩市の倍値だったりするので

今住んでいる辺りでは購入する気が起きませんでした。

が、所用で多摩市に行ったついでに

2パック購入しました。


茹でる前に実と枝を分ける方もいるようですが

茹でた後の方が、べらぼうに作業がラクです。

ラクと言っても、数時間かかる

肩凝りまくりの作業ですが…

それでも毎年やってしまう、山椒の恐ろしさ。

作業中も作業後も部屋に満ちる

清々しいピリッとした香りも

癖になるものがあります。

鳥でも豚でも、余り野菜と茹で

茹で汁に塩と山椒、ごま油足せば

それだけで幸せなスープになります。

麻婆豆腐にたっぷり入れるもよし

味噌に混ぜて魚を漬け込み、焼くもよし

本当に大活躍してくれる、薬味です。

昔は苦手で、歯医者で塗られる薬みたいな

臭いと味だと思っていたのに…

味覚は変わるものですね。

今の季節に多目に仕込んでおかないと

秋冬までもたないので、大変ですが頑張ります!




雨の日の鳥の話

雨の日は、鳥達の声が格段に小さいです。

スズメとムクドリの声は木の陰から

ぱらぱら届く程度です。


教科書では、雨の前は土中の虫が

地上にでてくるから鳥達には

狩の大チャンス(だから虫狙いのツバメが

低空飛行してたら雨が降ると言われてるのだとか)と習ったのですが

鳥達を見ていると、あまり地表近くにはおらず

フラフラと気ままに飛び回っているだけのような…

実はあんまり、関係ないのでしょうか。


チュンチュンピイピイという声が多い中

ハトの声は質的に全く違っていて

面白いですね。

お坊さんの読経のような、独特の響きを感じます。

大きな体躯のハトたちは、餌も多目に必要なはず。

早く雨が止んでくれますように…!


パンの話

平日は、朝食は摂りません。

私にとって朝食とは、休日限定の

幸せの儀式となっています。

転職で給料が半分以下になったときも

休日のパンとコーヒーだけは、唯一の楽しみとして

真剣に選び続けました。


自分で焼いていた時期もありました。

ドイツ風ほど酸味がない、北欧地域の

ライ麦パンのレシピにハマったり

それはそれで楽しかったですが、いかんせん

自宅で焼くパンは、驚くほど早く

硬くなってしまいます。

牛乳やバターを使うことで、

多少は柔らかさを維持できますが、正直

気持ち程度、という印象です…。


家族ですぐ完食出来る環境なら

自宅の焼き立てパンに勝るものはないでしょうが

いかんせん、単身の私では回転が悪過ぎるのです。

焼くのにかかる電気代・産地や鮮度にこだわれない小麦粉…といった

家庭料理の限界を加味して考えると

お店で買った方がいい、という結論になりました。

そしてそこから、長い長い

食パンジプシーの日々が始まったのです…。


私の当初の認識では、自分の好みは

甘くてフワフワの、リッチな食パンだと思っていました。

よって、その類の食パンをあちこち買い歩いたのですが

ついで買いした諸々のパンを食べてるうちに

あれ?私の好みってあんまりリッチじゃない方かも?と

段々気付いて来ました。

正直、大人になって長いこと経ち

食事とは、習慣や惰性で何となく食べるものとなっていて

自分にとって美味しい/美味しくない、の判断が

つかなくなってしまっていました。

もっちりとサックリ、どっちがいい?とか

そんなレベルのことでも、全然判断出来ないのです。

これはもう、色々食べて確かめてみるしかない…と思い

どのお店でも、食パンが複数種類あるなら

極力全種類試すようにしてみました。


結果、「モノによる」という

身も蓋もない結論となりました…。

聖庵の、湯種食パンにハマるも

同店の他の食パン(湯種食パンの倍以上高額なもの含む)や

他店の湯種食パンでは、ピンと来るものに出会えていません。

微妙で難しいものですね。

その後、イチジクなどの干し果物とナッツの入った

カンパーニュ系の美味しさに

チクテベーカリーで開眼、一時は同店近くへの

引越しを考えるほど、ハマりました(深くハマったせいというより

同店が駅から遠く、通うの大変だったので…

でも、団地の中に素敵な店々がそっと隠れている

あの場所はとても素敵だと思います)。


最近では、ベーカリーハースの黒豆食パンの虜です。

天然酵母で乳製品・砂糖を添加していない

酸味を感じるパンが多めのお店ですが

ムチムチ噛み締められる玄米食パンや

しっかり甘い黒豆食パンは、バターだけで

丁度よく食べられます。

後者はむしろ、バターの塩気との組合せで

最強の状態となる、お味です。

本当に素晴らしい逸品!なのですが

惜しむらくは、土曜は開店から1〜2時間で売切れ・閉店となり

日曜はお休みと、なかなか購入出来ないことです…。

柿谷ベーカリーもそうですが、国立駅周辺のパン屋さんは

開店から2時間程で売切れ御免の、小さなお店が多いのですね。

平日仕事の会社員には、辛いところです…。


今は、京王線沿いのアオサンと、カタネベーカリーという

未踏の有名店も気になっていますが

こちらもかなり頑張って並ばないと

食パンにはありつけないようです。

体力と気合いの充実した週末に食パンを仕入れ

後の週末の糧にする日々が、まだまだ続きそうです。







カッコウ!の話

未だ眠れぬ3時半、カッコウカッコウカッコウ。。。

という、鳴き声が遠くに!

カッコウ…都内にもいるんですね。

最初、信号で流れる音声とか

そういった類の人口音かと思いました。


今までも鳴いてたのかもですが

私は主に、鳥が集中して鳴き出す

4時半頃にベランダに出ていたので

この時間帯に鳴いてる声は、聞き逃していたようです。

早起きな鳥なんですね。