入眠前のシンプリスト

不眠症のシンプリストが眠る前に綴る、日々の小さな幸せのお話です。

風の話

今住む家は、全面に窓があります。

それら窓をがっつり開けて、高層の風を入れるともう

極楽です。清々しいどころではありません。


特に今日は、気温とのバランスも絶妙で

家でゴロゴロしたいが為に、用事を早く切り上げて帰ってきました。


前の家も、風通しは悪くなかったですが

川辺の一階という立地から、湿気が酷く…

家具や本、革バッグ等全てがカビ被害に遭い

自身も喘息悪化で苦労しました。

今の家の、乾燥した淀みのない空気の心地いいこと!


そして風の強いこんな日に、ベランダでハンモックで過ごす時間…

全身360度で風を受けるというのは

こんなにも心地いいものなのかと、感動してしまいました。

それに、大きな空をじっくり眺めるというのは、家以外では意外と難しいですよね。

変わりゆく雲の光景は、夢のように美しいです。

が、いつの間にかうっかりウトウトしてしまい、危うくまた

ハンモック酔いするところでした。


極楽の時間を味わった後、ふと

猫の仏壇(只の、本棚の1段ですが…)に目をやると

棚やら床やらもう、辺り一面に舞い散った

線香立ての灰が…大惨事となっていました…。


「窓開ける時は、線香立てに蓋をする」という

大事な教訓を得ました。うう。